介護保険サービスの費用負担について
皆様こんにちは、お盆になりますが、まだまだ暑い日が続いておりますね。
私は先日訪れた洞爺湖で夏バテ気味の狐を見かけました。暑いのは動物も同じようですね。
今回は介護保険のサービスを利用するに当たって、まずはサービス利用の費用負担についてお話していきたいと思います。
介護サービスを利用する時には、実際にかかる費用の1割または2割の自己負担でサービスを利用することが出来ます。そして残りの費用は介護保険が負担する仕組みになっています。
ただし介護保険の負担には、認定を受けた要介護度ごとに上限額(区分支給限度額)が決められていてそれを超えるサービスを利用した場合には超えた分の金額が自己負担になります。
介護保険の費用が1割か2割負担になるかの基準としては、基準となる一定以上の所得の有無などで決定されてきます。一定以上の所得とは、本人の合計所得金額が160万円以上で、同一世帯の第一号被保険者の「年金収入+その他の合計所得金額」が単身280万円以上。2人以上世帯の346万円以上の人とされています。
ここが少しわかりにくいのですが、ここでいう合計所得金額とは、収入から公的年金等控除や給与所得控除、必要経費を控除した後で、基礎控除や人的控除等の控除をする前の所得金額をいいますのでその点をご確認いただけるとわかりやすいかと思います。
ご本人の状況に応じて、市役所より【介護保険負担割合証】が郵送され、そちらに介護保険の負担の割合が、1割か2割かと記載されており確認できるようになっています。
現在認定を受けていらっしゃる方は、8/1より新しく介護保険負担割合証がお手元に郵送されてきたばかりかと思います。介護保険の請求に関わってきますので、まだ担当のケアマネージャーまたは、介護保険のサービス事業所へお渡ししていない方がおりましたら、担当者へ渡して頂けると幸いです。
その他介護保険の自己負担の上限の設定や低所得者への負担軽減制度等もございます。
こんなことがわからない。詳しく話を聞きたい。などなどございましたら、詳しくは千歳市役所、介護保険係。またはゆうしんかん・らいふでもお伝えできますので、お気軽に問い合わせください。
よろしくお願い致します。