転倒防止教室
こんにちは 鈴木です。久しぶりの更新となってしまいました。
突然ですが、皆さま地域包括ケアシステムという言葉を耳にしたことがありませんか??
ご存知の方も多いかと思いますが、簡単に説明させて頂くと
現在日本の社会は諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行していますが、このような状況の中、団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年(平成37年)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。そこで、厚生労働省においては、2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。
地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要で、現在市町村としても三年ごとの介護保険事業計画の策定、実施を通じて地域包括ケアシステムを構築している様な段階となっています。
私自身も先日千歳市の北区の圏域でも(地域に必要な支えあいとは)というテーマで地域住民から医療、福祉関係者など地域で活動される皆様で集まって、話し合いをする機会に参加させて頂きました。
このような形で千歳市でも地域包括ケアシステムの構築にむけて様々な動きをしていますが、その中でのゆうしんかんの活動の一環として、今回は北区圏域の地域住民の方々や他の福祉施設の職員さんにお声掛けして、『 転倒予防教室 』を開催させて頂きました。
実際の参加者としては地域の町内会長や住民の皆様。北区圏域の他の福祉施設職員様。また、ゆうしんかん介護事業部の社員も研修として参加させて頂き全体で27名の方が参加してくださいました。講師としてはゆうしんかんの理学療法士の芳形 麻美が務めさせていただいております。
今回は転倒予防といったテーマをもとに、まずは参加される皆様が情報を共有出来る様な形でしたいという思いがあったので、分かりやすく体を動かしながら実施しました。
参加された皆様からは
・地域の中で活動していく中でお互いの存在や機能の理解を深められる機会になった。
・施設としてのイメージが先行して敷居が高く関わりにくい部分があったが、関わりやすくなった。イメージが軟らかくなった。などご意見が聞けました。
・またリハビリ専門職からも知識を地域や他の事業所にも還元して行きたいなどの話もきけました 。
今回参加いただいた方はみどり台地区の方が中心となっておりましたが、
みどり台地区は千歳市の中でも若い世帯が中心となっているので、このような機会を通して地域の高齢者に目を向けられる機会につながり、地域として共に支えて行けるようになって行ければよいなと思いと、また地域の抱えている問題に関しても共に考えて行けるような関係つくりを進めて行ければと考えております。
今後もこのような形で定期的に地域に向けて様々な企画もしていきたいと考えておりますので、是非ご参加いただければと思います。
今回はお忙しいなかご参加いただきありがとうございました。